4級船舶免許に挑戦!その1
(学科試験まで)


前書き

そもそも、船の免許なんて全く関心の無かった私。ある日、高校時代の友人のあっくんから電話が。あっくんは別の友人と,ジェットスキーのために船舶免許の講習会に申し込んだが、友人が急にキャンセルしたため、釣りをしている私を誘ったのだ。以後,一ヶ月間,苦労の日々が。


1、申し込みに必要なもの

だいたいのボートスクールは、講習、本試験,免許交付まで面倒を見てくれます。で、申し込み時に必要なもので、注意したいのは「写真」と「予備身体検査証明書」です。

「写真」はとりあえず5枚必要(6枚だっけ?)ですが、スピード写真はペケだそうです。私はスピード写真にして、別に怒られませんでしたが,多分,試験に落ちたときに、受験票の再発行で更に写真が必要になると思うんです。そのためではないかなーと思います(分かりませんが)。スピード写真は、受験の指定のサイズがない場合もあり、素直に写真屋さんに頼んだ方が安上がりになることもあります。

「予備身体検査証明書」は、はっきり言ってお金がかかります!私は千円くらいでいいんだろうと思ってたのですが,実際には五千円くらい取られたような(正確な値段は忘れた)。知り合いのお医者に頼んだのですが、身体検査自体はいい加減で、調べることもなく全部異常なしに印を付けてました。それで「あんなに金取るんだもんなー」と思っていたら、友人のあっくんは,もっと取られたそうです。ちなみに,彼のお父さんは公立病院の院長で、タダでやってもらうのかと思っていたら、彼いわく「身内には厳しい」そうです。(笑)

結論

写真は写真屋さんに頼もう(焼き増しできるタイプで)。身体検査証明書は,思った以上に金がかかるので注意。




2、ボートスクール選びは慎重に。

まず試験を受ける前に、一般的にはボートスクールで「学科」と「実技」の講習を受けます。だいたい、免許を実際に受け取るまで、10万円の予算があればいいでしょう。講習ですが、今回は既にあっくんが申し込んでいたので、そのまま彼についていきましたが・・・。私たちが住んでるのは,海沿いのいわき市。実際に試験があるのもいわき市。しかし、なぜか講習会は中通りの猪苗代湖でした。あっくんに聞くと「だって海で練習すると,波で大変だから。湖なら波が少なくて楽らしいよ」との言葉。で、前日,わざわざペンションに一泊することに。しかも、本試験は波の強い海でやるんだよ。大丈夫かね。

今回の講習会は,1日で「学科」と「実技」を済ませるという、後で考えると強行軍で、普通は「学科」と「実技」は別の日にした2日のコースがいいです。なぜか・・・。とても半日では「実技」をマスター出来ないからです。しかも今回は、私たちは5人(多すぎ!)で交代しながらボートの運転の練習をしたんですが、まず時間が足りない!離岸とか着岸とか、時間が無くて実際にはやれませんでした。まあ、下手くそなオヤジが一人いて、教官がそいつに時間をかけたせいもあるけど。ふざけんなー!金返せでしょ。しかも、実技の本試験はこれから一ヶ月後。運転の仕方なんて忘れるっちゅーの!とにかく、講習会で離岸,着岸と、実際のロープワークもちゃんと教えてもらえなかったのが、あとでビビル事になるんです。

結論

ボートスクールは、ヤマハとか,信頼の置ける所のにしましょう。勿論、2日コース。実際に試験を受ける場所が海なら、講習も海で受けましょう。疑問に思ったことは、小さいことでも,ここで聞いておきましょう。あとで悩まなくて済みます。




3、学科試験に向けて

学科試験は、そんなに難しくありません。スクールで渡された問題集を徹底的にやりまくれば,自然に覚えます。なーに、試験の時まで覚えてればいいんです。講習から試験までの期間で大事なのは、実技のための勉強です。実技の時には、乗船前の点検や、各部名称の質問、ロープワーク,さらにボートの運転と一緒に色々聞かれる口頭試問があり、そして重要なのが、繰船時の発声確認です(右に曲がる時に「右後方よし!」とか言うやつ)。繰船に夢中で、忘れることが多いです。しっかり覚えましょう。まあ、学科用の勉強が、実技時の口頭試問にもつながるので、学科の勉強が6,実技用の勉強が4くらいで考えるといいと思います。

結論

学科試験は難しくない!問題集を徹底的にやれ!満点を目指そう!満点取れば、実技試験のミスも大目に見てくれるらしいぞ。同時に実技試験用の勉強をおろそかにするな。学科試験から実技試験までは、時間が無いよ。




4、いよいよ学科試験

もしも、急用で試験に行けない時は,ちゃんと連絡しましょう。連絡しないと、試験を受けるのに、またお金を取られたりするそうです(要確認)。試験の鉄則。やっぱり少し時間に余裕をもって会場に行きましょう。場所がはっきり分からないときは、事前に下見をしてもいいでしょう。とにかく、落ち着いて試験に臨むことが大事です。満点目指して頑張ろう!

試験の前に,簡単な身体検査があります。ちょっと体を動かす位で、普通の人は別に問題なし。試験自体は半日で終わり。いわき市の場合、この日のうちに番号順に実技試験の日程を決めます。スケジュールの確認をしておきましょう。

いわき市の場合、その日の午後3時くらいには結果が出ます。ボートスクールに電話して,合否の確認と、実技試験の日程と場所を教えてもらいます。後は実技試験の勉強をするのみです。

結論

まわりの雰囲気に呑まれない。自分のペースで問題を解こう。実技試験用に,スケジュールの確認をしておこう。




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